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アレルギー性鼻炎(花粉症)

アレルギー性鼻炎(花粉症)

アレルギー性鼻炎は、発作性で繰り返すくしゃみ、鼻汁(透明)、鼻づまりを特徴とする病気です。ここ10年ほどで患者数は右肩上がりで、有病率は約50%とする全国報告もあります。花粉特にスギ花粉により起こる花粉症と、季節関係なく起こる通年性アレルギー性鼻炎が主なもので、後者も増えているものの患者数の増加の一番の要因は花粉症によるものです。

診断は典型的な症状や誘因との関連を疑う問診から行い、必要に応じて鼻汁好酸球検査(鼻の中でアレルギー反応が起こっているかを判別する)や採血検査(RASTやRIST)・皮膚プリックテストによりアレルギー評価を行います。鼻かぜを含む他の鼻炎との鑑別が難しい場合もあるので病院へ受診することをおすすめします。

治療は内服薬や点鼻薬を中心に行います。またアレルゲンを少なくするための環境整備も重要です。非常にありふれた症状であり、感じ方は人それぞれであります。例えば「くしゃみ発作や鼻かむ回数が1日11回以上あり、鼻詰まりで時々口呼吸になる」なんて症状がある人は、“重症”のアレルギー性鼻炎の診断なのですがこのまま生活や仕事をされている方も多くいらっしゃいます。実は鼻炎症状で生活・仕事の質が下がっていることは、経済的な損出も生み出していることも分かっています。是非医療機関を受診いただき、適切な診断と治療を受けていただきたいと思います。ここで大切なのはコミュニケーションだと思っております、患者さんによってゴールは違いますので当院ではそれを考えながら治療をすすめるようにしております。

現在ではさらなる治療として、舌下免疫療法と生物学的製剤であるオマリズマブ(ゾレア®)の治療があります。舌下免疫療法は現在スギとダニで行うことが可能です。→舌下免疫療法のページに飛ぶ。また”重症””最重症”の患者さんには抗IgE抗体であるオマリズマブの治療が2019年から保険適応となりました。要件が厳しいことや治療費が高額(高額医療制度などで負担減は可能になることもあります)ですが、既存の治療では生活の質が低下している方にはご検討いただきたい治療となります。2-4週に1回の皮下注射でシーズンのみ行います(2-5月)。当院では気管支喘息や蕁麻疹でゾレアの治療実績がありますのでご相談いただければと思います。