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食物アレルギーを防ぐためには

食物アレルギーを防ぐためには

当院では食物アレルギーを防ぐために、生後5ヵ月頃から離乳食で様々な食物を食べさせるように 勧めています。アレルギーが気になる食材の簡単な食べさせ方を示します。

卵 は、卵黄を固ゆでにして耳かき1さじから徐々に、例えば、週二回1さじずつ食べさせてみます。特にゼイゼイとか湿疹とか出なければ、次の週は2さじずつ食べさせます。卵黄4分の1くらい食べれれば、次は、卵白を同じ量と回数で食べさせます。卵白の方が症状が出やすいので、注意が必要です。

ミルク

粉ミルクを飲んでいるならミルクアレルギーは無いと考えます。牛乳もヨーグルトも大丈夫です。完全母乳で粉ミルクを飲んだりいていない赤ちゃんは、最初は 1ml の粉ミルクを飲ませるか、小さじ1杯のヨーグル トを与えてみてください。

小麦

柔らかく煮たうどんを食べさせて下さい。最初は1cm から初めて、増やしていってください。または、パンと粉ミルクで作ったパン粥を少しずつ食べさる方法もあります。

大豆

豆腐で大丈夫です。大豆のアレルギーはほとんどないので、気にせずあげましょう。

ピーナッツ

ピーナッツそのままでは誤嚥するので与えないで下さい。ピーナッツバターを少量ずつなめさせるのが良いと思います。パンが食べられるようになっていれば、パンに塗って食べさせてあげて下さい。

まとめ

その他にも、様々な食材を食べさせてあげて下さい。食物制限しているお子さんより、小さい頃にいろいろ食べているお子さんの方が将来のアレルギー発症が少ないことが分かっています。離乳時に注意すべきな のはアレルギーよりも食物をのどに詰めることや1歳未満に与えるハチミツです。

※初めての食材を試すときは、念のため当院の診療時間内にして下さい。心配ならクリニックで食物負荷する事も可能です。