【お知らせ】
10/1〜インフルエンザの予防接種開始
こちらをクリック

口腔(こうくう)アレルギー症候群

口腔(こうくう)アレルギー症候群

どんな病気?

食べ物を食べたときに、口・のど・唇がかゆくなったり、ピリピリしたり、むくんできたり、下痢・腹痛などのお腹の症状がでます。

息が苦しくなったり、鼻水がでたり、鼻が詰まったり、目が赤くなったりします。

ひどいときは、じんましんや喘息症状、血圧の低下などのショック症状もたまに見られます。

花粉症やラテックスアレルギーの患者に合併することが多いです。


原因は何でしょう?

花粉症の中でも、白樺やハンノキ花粉症で多く発症し、イネ科花粉症(5~8月)ではトマト、メロン、スイカ、オレンジが原因です。

ヨモギブタクサ花粉症(8月~10月)では、メロン、スイカ、りんご、セロリが多いとの報告があります。

メロン、スイカ、キウイは原因物質として高頻度です。

ラテックスアレルギー患者では、栗、バナナ、キウイ、アボガドが原因としてあげられます。

ですから、原因物質を食べないことが何より大切です。なかなか減感作療法はむずかしいです。