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アレルギー検査・治療について

アレルギーについて

アレルギーの病気は、一般にアレルギー体質をお持ちの方が環境要因の影響を受けて発症します。主に気管支喘息、花粉症(アレルギー性鼻炎)、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどの診療を行っています。

また、渡部クリニックでは小児科専門医アレルギー専門医を中心として30年以上にわたり、子どものアレルギー診療に力を入れてきました

最新の知見から皮膚の湿疹のコントロールが重要なことや、離乳食を適切に始めることが小児アレルギーの予防に重要なことが分かってきています。

・しっかりと“つるつる”の皮膚を保つこと
・離乳食は遅れずに始めること
がとても大切です。

小児食物アレルギーの1位、2位である鶏卵、牛乳については最新の知見からアレルギー発症を8-9割予防できることが分かってきています

このために日々の皮膚の状態や食事のとり方への管理がとても大切になります。毎日のことですので大きな病院ではなく、我々かかりつけ医の出番だと考えています。

2ヶ月の予防接種の時期から始めていきますのでご相談いただければと思います。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、皮膚に紅斑(赤み)、丘疹(ブツブツ)、落屑(皮膚がカサカサしてはがれ落ちる)などの痒みのある湿疹が混在して良くなったり悪くな ったり、慢性的に繰り返す状態のため、子どもの日常生活にも支障をきたすことがある病気です。

渡部クリニックでは、ご家族としっかりお話しし、お子さんの生活に合わせてできるだけ負担の少ない治療法を考えていきます。

治療である皮膚のケアは家で行うことがほとんどです。ですからお母さんお父さん、できれば本人が頑張る時間が必要です。しっかり塗って良くなる経験をすれば良い歯車が周り、皮膚のコントロールもついてきます。塗り方や生活でのアドバイスなどなどが我々の出番となります。是非ご相談ください。

気管支喘息・小児喘息

気管支喘息は、子どもの頃に見つけて早期に治療する必要のある大切な病気です。

渡部クリニックでは正確に診断し、早期から治療を開始し、発作なく生活を送れるようにします。

“治る”という定義が難しい病気であるので、生活の中で症状が出ない時間を作ってあげて長引かないように・ひどい発作にならないようにするのが重要です。

それでもコントロールが難しい重症例については生物学的製剤も使用しております。

呼吸の通り道である気管支が狭くなる・固くなる・痰がからみつく状態を治す必要があるので市販薬では中々改善しません、裏を返せば適切な治療をすれば良くなるとも考えられます。「夜咳き込んで眠れなかった」「そういえば風邪引くと咳が長引くな」「花粉症の季節になると咳がでるんだよな」など生活で困る症状があれば、是非ご相談ください。

当院の咳診療喘息診療についての考え方はこちらになります。

アレルギー性鼻炎(花粉症)

アレルギー性鼻炎は成人も多く、小児のアレルギー性鼻炎は低年齢化しています。

渡部クリニックでは症状に合わせた内服指導はもちろんのこと、舌下免疫療法ゾレア®︎による治療を行うことも可能です。

どの薬が「効く」のか「強いのか」ではなく、個人個人にあった薬を見つけることが大切です。

食物アレルギー

食物アレルギーは乳児期に最も多く年齢と共に減っていきます。口の周りが少し赤くなることからアナフィラキシーといった多種多様な症状を起こすため、診断も重要です。
当院では診断の一助として外来での食物負荷試験を行なっております。
また食物アレルギーの付き合い方についても、アレルギーを専門とする医師を中心に適切に対応するように心がけております。

また当院では指先から簡単な採血をして20分で結果が分かるアレルギー検査(イムノキャップラピット)も導入しています。指先がチクっとするだけで痛みが少ないのでお子さんでも安心です。