突発性発疹
生後6ヶ月~1歳半前後の乳幼児にみられます。初めての発熱のことが多いです。
HHV6ウィルスによるものだといわれています。
その特徴は?
熱が3~5日ほど続き(39~40℃)、熱が下がると発疹が出ます。
発疹の形は様々です。
発疹は2~3日で消えますが、そのときに不機嫌になったり、食欲がなくなることがあります。
また、熱性けいれんを合併することがよくあります。
家庭での看護は?
・食事
下痢をすることがありますから、消化のいいものを与えましょう。
湯冷まし・お茶など、水分を充分に与えましょう。
・外出
熱のある間はなるべく安静にさせましょう。
・清潔
入浴は発疹が消えてからにしましょう。
・その他
熱が下がって、発疹の出ているときには、腰・下腹部から出始めるので、オムツを取り替えるときに気付くことが多いようです。
発疹は3日ぐらいであとを残さず消えるので心配はいりません。
高い熱が3日間くらい続きますが、必要に応じて熱さましの薬を使いましょう。