伝染性紅斑(りんご病)
原因は?
パルボウイルスB19が原因とされています。
子どもがほとんどですが、たまに成人にもなります。
その特徴は?
ほほに蝶の型の赤い斑点がみられ、つぎに腕や太ももにいろいろな型のたくさんの赤い斑点が見られる病気です。
赤い斑点は、段々とつながって、レ-ス状、網目状、輪の形などを示します。
潜伏期間は6日から11日で、発熱、筋肉痛、頭痛、咳、のどいた、下痢、嘔吐などの症状をみせます。
そして、感染して16日から18日ぐらいで発疹が出ます。
成人では、たまに重症化し、急激の貧血、関節症状がおこります。
紫外線に当たると悪化するので紫外線予防しましょう。
また、妊娠中に感染すると、胎児水腫という高度の貧血が赤ちゃんに起こります。
治療は?
重症な貧血以外は、特別の治療は必要ありません。
家庭での看護は?
食事は消化の良いものを食べましょう。
典型的な発疹が出たときは、感染力がなくなっていますから、登園や登校は基本的にさしつかえありません。