下痢の時に注意すること
げりは、風邪やおなかを冷やしたときに起こることが多く、吐いたりもしますので、食べ物については注意が必要です。
どうしたらいいですか?
1.乳児の場合
①母乳栄養のとき
母乳は、ほしがるだけ飲ませてください。なお、母親は牛乳などの乳製品は避けるようにしてください。
離乳食は、ほしがれば、やわらかい消化にいいものを食べさせましょう。
②人工栄養のとき
食事はやわらかい、消化にいいものを食べさせ、脱水にはならないように、白湯やお茶を充分に与えましょう。
また、できるだけミルクは飲ませないほうがよいでしょう。
飲ませるとき、ガランターゼという乳糖(ミルクに含まれている)分離酵素を一緒に服用してください。
白湯や御茶や味噌汁などの水分と塩分を十分に与えましょう。
乳製品と市販のジュースは中止してください。
2.幼児・学童の場合
温かい白湯やお茶を充分に投与し、牛乳や乳製品、市販のジュースなどは投与しないようにしてください。
なお、食べものは消化のいいおかゆやうどんなどを食べさせましょう。