急に熱が出たとき・・・
急に熱がでるのは、大半は風邪によるものです。
熱が出るのは身体に入ったばい菌と戦うためですから、熱を下げてしまうとばい菌が元気になってしまうので、熱があっても元気で食欲があれば心配はいりません。
どんなことに注意をすればいい?
・汗をかきやすいので、脱水にならないように水分と塩分を充分にあげましょう。
ジュース、炭酸飲料、牛乳などは、はきやすいので避けましょう。
・熱があるからといって布団を余分にかけたり、部屋を暖めたり、たくさん着せることはありません。
水枕は子どもが好むようなら使ってもいいでしょう。
・熱さましの薬は38.5℃以上を目安に使用しますが、比較的元気であれば、水分と塩分を充分に与えるだけで熱さましは使用しなくていいでしょう。
・翌日にはかならず受診しましょう。
熱が出て、ひきつけたときはどうすれば?
・子供の衣類をゆるめましょう。
・熱さましの座薬または、けいれんの座薬は様子を見ながら慎重に使用しましょう。
なお、これらの座薬の使用方法については、普段の診療の中でよく聞きましょう。
・大切なのは熱を下げることではなく、熱の原因となる病気を治すことです。
イオン飲料水は、大塚製薬のオーエスワンや味の素のアクアソリタなどがよいでしょう。
これらがなければ、水分とともに塩分を沢山取ることです。
治療法は?
元気なければ熱冷ましを使用します。