爪白癬(つめはくせん)
どんな症状?
爪が白くなったり黒くなったりします(爪の水虫)。
原因は?
白癬菌というカビが爪に住みつくのが原因です。
以前は治りにくかったのですが、現在は新しい薬が出たことによって、根気よく治療を続ければ確実に治る病気になりました。
治療は?
爪は固いために外から薬を塗っただけでは、爪の中にいる白癬菌まで効果がいきわたりませんでしたが、最近は軟膏でも症状改善がみられるようになりました。爪白癬の治療には、抗真菌薬と呼ばれる薬が必要です。
現在、内服薬ではネイリン、イトリゾール、ラミシールの3剤があります。
服薬する期間はおおよそイトリゾールとネイリンで3ヶ月、ラミシールで6ヶ月~1年が平均です。
軟膏は、クレナフィンまたはルコナックを毎日塗布します。
まれに肝臓機能に影響がでるため、定期的な血液検査が必要です。また他の薬との相互作用があります。