新型コロナウイルスワクチンについての私の考え
新型コロナウイルスワクチンについて
2/10現在で具体的なスケジュールはまだ私達にも届いていない現状ですが、今分かっていることを書きたいと思います。
ワクチンの有効性です。
有効性のデータとして、ワクチンを接種しない場合は、約1.8万人中162人罹りましたが、ワクチン接種した場合は8人とかなり感染者を減らすことが出来たと報告されています(ファイザー・ビオンテック社のワクチン)
また、重症化する人はワクチン未接種では30人いましたが、ワクチン接種では一人も認めませんでした(モデルナ社のワクチン)。アストラゼネカ社のものも含めていずれのワクチンも同じような結果が出ています。
気になる副作用ですが、主に全身症状として見られるだるさや筋肉痛、頭痛などは1-3日でほとんど収まること、さらにアナフィラキシーについても20〜40万人に1人と極めて少なくほぼ30分以内に起こることが報告されています。
新型コロナウイルスは動物の体の中を回り回って生きています。
ですから体の中に入っても感染が成立しないようにする仕組みがあれば良いのです。ワクチンでこの仕組みを作る方法が現在最も期待されています。たくさんの人がこの仕組みを持つことでウイルスが生きる場所が減りますので、よりたくさんの人がワクチンを打つ必要があります。
コロナウイルスとの戦いは終わりませんし、元の生活に戻るのは難しいでしょう。
ワクチン接種はコロナと戦うために現状では必要だと私は考えています。
渡部クリニック 渡部 顕