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インフルエンザの流行について(2022.10月)

インフルエンザの流行について(2022.10月)

今年は流行する?しない?

結論から申し上げると、2022年〜2023年シーズンは警戒が必要だと思います。

例年、北半球のインフルエンザの予測を立てるには半年前の冬の南半球の発症状況が参考になります。南半球にあるオーストラリアは日本同様、昨年一昨年はインフルエンザは流行しませんでした。

ですが、今年のオーストラリアは4月から増えて5〜6月には例年を超えるレベルになりました。

つまり、日本でも今年は同様の流行が起こる可能性があります。

日本感染症学会からもこれまで以上にインフルエンザに警戒が必要と提言しています。

オーストラリアで本年度に検出されたインフルエンザウイルスの型が判明したもののうち、約80%がA香港型です。その為、今シーズンは日本でA香港型の流行が主体となる可能性があります。A香港型が流行すると、インフルエンザによる死亡や入院が増加することが知られているので、特に警戒が必要となります。

新型コロナワクチンとの同時接種は可能?

同時接種は問題ありません。すでに他の諸外国で行われており、安全性が確保されています。同時接種のメリットは医療機関に行く負担軽減、別日に打ったことにしてその疾患に罹ってしまうリスク減少、ワクチンを打った人を社会全体で増やすことに繋がるので集団免疫の向上です。すでに小児では沢山行われており、多い時は4本以上も同時に接種しています。是非、同時接種を活用いただきたいと思います。

インフルエンザのワクチンは打った方がいいですか?

是非打つことをおすすめします。インフルエンザワクチンは発症予防だけでなく、発熱などの症状改善もわかっています。時に40℃を超える高熱にもなり、なかなか解熱剤でも改善しませんが、それを1日ほど早く効果があります。重篤化予防にもなるので是非、接種をお願いします。
また65歳以上の高齢者、5歳未満のお子さん、そして年齢には関係なく、心臓や肺などに慢性の持病のある方、悪性腫瘍で治療中の方、高度の肥満の方は重症化リスクがありますので、より接種を検討ください。

当院のインフルエンザ予防接種のご案内ついて

下記のリンクをご覧下さい。

インフルエンザに関する情報

厚生労働省がこちらを定期的に更新しているのでよかったらどうぞ。