マスクを外す習慣
渡部クリニック院長です。
梅雨のはず?ですがとんでもない暑さですね。
各地で熱中症のニュースがあり、特に子どもや高齢者は注意が必要です。
そんな中でマスク着用について私の考えを書いてみようと思います。
先日、厚生労働省がマスクのお知らせを出しました。
なんだか条件によりややこしいですねこれ・・・
今年2月の海外からのデータではマスクの効果は感染を20%減少というものでした。これをどう考えるかは人それぞれですが私は非常に限定的だと思いました。熱中症や低酸素のリスクを考えると密集した屋内以外はマスクを外す方が良いと思います。
また子どもは家族やお友達との関わりで成長します。特に表情から色々なものを受け取ってます。言葉を出すのも口の使い方を見て学んでいます。そういったものが失われているとしたら・・・
コロナ禍となり、マスクを付ける習慣はすでに当たり前のスキルとして身につきました。
今後新しい感染症でまたマスクを着けることになっても、もう皆んなできるでしょう。
ただ今マスクを外す習慣を無くしてしまったことを誰もが実感されているのではないでしょうか?
「外した方が良い」では無くて「外す習慣を取り戻しましょう」と私は思っております。
少なくとも大人達が外さないと子ども達は外せません。
熱中症の本格シーズン前に
マスクを外す習慣について皆さんも考えるのはいかがでしょうか?