チクッとスマイルプロジェクト💉
こんにちは。渡部クリニックスタッフです。
「今日は注射だよ」
その一言でお子さんの目に涙がたまったり、診察室の前で足が止まってしまったり……。 お子さんにとって、予防接種は人生のなかでも大きな試練のひとつですよね。
そして、それを見守る親御さんも「泣かせてしまって可哀想」「暴れたらどうしよう」と、ハラハラしたり胸を痛めたりしていらっしゃることと思います。
当院では、そんなお子さんと親御さんの不安を少しでも減らし「頑張ってよかった!」「次も大丈夫かも!」と思ってもらえるように「チクッとスマイルプロジェクト」を始動しました。
当院ならではの4つのこだわりを紹介します
1. 魔法の「キャラクターパッチ」
注射が終わったあとに貼る小さな絆創膏(ショットパッチ)。 当院では、このパッチにスタッフがひとつひとつ丁寧に、ピカチュウやアンパンマンなどのキャラクターを描いています。
お子さんの喜ぶ顔を思い浮かべながら、心を込めて準備しています!
「どれにしようか?」とお子さんの好みに合わせたパッチを選ぶ時間は、注射への恐怖心を「楽しみ」に少しだけ上書きしてくれる大切なひとときです。
泣いてしまった子も、お気に入りのキャラクターを腕に貼ると、どこか誇らしげな表情で帰っていくことがあります。その姿を見るのは、私たちスタッフにとっても本当に嬉しい瞬間です。
「あそこの病院なら、またあのキャラクターに会えるね」
そんな風に、少しでも前向きな気持ちで足を運んでいただけたら幸いです。
2.科学と可愛さで、チクッを退治!振動と冷たさで痛みを飛ばす「バジーミニ」
当院が導入している秘密兵器をご紹介します。注射の「チクッ」とした痛み……。大人でも苦手な方は多いですよね。 「痛いのが苦手」というお子さんのために、当院では「バジーミニ(Buzzy Mini)」を導入しています!
見た目はとってもキュートなハチさん。でも、実はすごい実力の持ち主なんです。
この「ハチさん」が、痛みの信号をブロックしてくれます!
使い方は簡単。注射をする場所の近くに、このハチさんを置いて「ブルブル」と震わせるだけです。
「冷たさ」と「振動」を同時に与えることで神経を刺激し、脳に伝わる「痛み」の信号を、別の刺激でブロックしてしまうという仕組みです(まるで痛いところを『痛いの痛いの飛んでいけー!』とさするのと似た、科学的なアプローチです)。
お子さんは「わあ、冷たい!」「ブルブルして面白いね!」と、ハチさんに気を取られている間に……。 いつの間にか「チクッ」とする瞬間が通り過ぎてしまいます。
また、バジーミニでは無く、保冷剤のみで1~2分冷やしてから接種されるお子さんもいらっしゃいます。ご希望される方は気軽にお声がけください。
当院では、最新のツールも活用しながら、「怖い場所」というイメージを少しずつ「不思議で面白い場所」に変えていきたいと考えています。
3. 「自分で決めた!」を大切にする待ち時間
3つ目のこだわりは、道具でも技術でもなく、私たちが何よりも大切にしている「お子さんの心」についてです。
「今日は注射だよ」と伝えて、すんなり診察室に入れる子もいれば、どうしても怖くて足がすくんでしまう子もいます。
そんな時、当院では無理やり押さえつけて注射を打つことはいたしません。
もしお子さんが強い拒否反応を示した場合には、一度診察室を出て、待合室やカウンセリング室で「心の準備」ができるまでじっくりと待ちます。
お魚を眺めたり、大好きな絵本を読んだり。落ち着ける場所で、お子さんのペースを待ちます
「よし、やるぞ!」とお子さん自身が納得して一歩を踏み出すまで、時間と場所が許す限り、私たちは見守り続けます。
親御さんの中には「時間がかかって申し訳ない」「先生を待たせてしまう」と焦ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。でも、どうぞ安心してください。
たとえ時間がかかっても、それは決して「困ったこと」ではありません。「自分で決めて、乗り越えた」という経験は、お子さんにとって一生の大きな自信に繋がります。私たちは、それを「お子さんの成長のための大切なステップ」だと考えています。
「今日は頑張れたね!」と親子で笑顔で帰っていただけるよう、私たちは「待つこと」も大切な医療のひとつだと捉えています。
4. 世界で一番の「おめでとう!」と「褒め讃え」
いよいよ最後、4つ目のこだわりをご紹介します。
それは、注射という大きな試練を乗り越えたあとの、私たちの「全力の言葉のシャワー」です。
注射が終わった瞬間、診察室は一気に「お祝いムード」に変わります。私たちは、頑張ったお子さんをこれでもかというほど全力で褒め讃えます!
「痛かったのに、最後まで頑張ったね!」「自分から腕を出せたね、本当にかっこいいよ!」
ただ「終わったよ」で済ませるのではなく、その子が具体的にどう頑張ったのかを言葉にして伝えます。
最後に「頑張った証」を大人たちに認められることで、お子さんの中にある注射の記憶は「ただ痛くて嫌なこと」から、「自分はこんなに頑張れたんだ!」という誇らしい成功体験へと書き換わります。
誇らしげに胸を張って診察室を出ていくお子さんの背中は、来る時よりも少しだけ大きく見えるものです。
5.最後に
当院の予防接種へのこだわりをお伝えしてきました。
予防接種は、お子さんの健康を守るために欠かせない医学的な処置です。しかし同時に、私たちはそれを「心の成長」の貴重な機会でもあると考えています。
「うちの子、すごく怖がるんです……」 「暴れて迷惑をかけてしまうかも……」
そんな心配をされている親御さんも、どうぞ安心してお越しください。 私たちは医学的な安全性はもちろんのこと、お子さんの心に一番近く寄り添った医療を心がけています。
お子さんの「はじめての試練」を、一緒に、笑顔で乗り越えていきましょう!
